今回は横浜マラソン2025(2025年10月26日実施)の様子をお伝えします。
今回も写真多めでお送りします。
マツくん見ていってね〜!
横浜マラソン2025当日の天気予報


毎年、気温が高めの横浜マラソン。
去年(横浜マラソン2024)は25度(+直射日光)という普通に過ごしていてもクラクラするような高温でした。
それが、今年はなんと16度予報!!
実際には、雨が強く降り、風がビュービュー吹いていたので、体感的には12~3度くらいでした。



マラソンに最適の気温だよね!



元々は降水量5mm~10mmという大雨の予報でした。前日に曇り予報に変わりました!
マラソン大会当日までの過ごし方
去年(横浜マラソン2024)は暑さにやられ、自己ワースト 6時間28分(制限時間 2分前)でゴールしました。
同じ轍は踏むまいと、今年(横浜マラソン2025)は入念な準備をしました。
睡眠について
毎年、フルマラソン前日は緊張で寝られず、ほぼ徹夜状態でマラソンに挑んでいました。
流石に体に悪いと思い、Chat GPT 先生に相談してみたら、
「気分が高揚してしまい、前日よく寝られないと言うのはよくある話です。睡眠時間は大会までの3日間で取れていれば大丈夫です。」
という助言をもらいました。
横浜マラソン2025に臨むにあたって、前日の睡眠はあまり気にしないことにしました。
実際の睡眠
1週間くらい前から、仕事の量を調節し、7時間くらい眠るように心がけました。
前日は夜8時に床に入り、朝3時に起きました。
全然寝付けなかったのですが、それでも4時間くらいは睡眠をとることができました。
普段のマラソン大会より、ずっと体が楽でした。
食事について
世間ではカーボローディングと称して、フルマラソン前日に大量に炭水化物を食べることを推奨しています。
ただ、前日の夜にたくさんご飯を食べてしまうと、マラソン大会の途中で、トイレ(大)に行きたくなってしまう可能性が高くなるので、僕は前日の晩飯は食べないようにしています。
今年は、前日の朝9時くらいに朝ごはんを食べて、午後2時くらいに遅めの昼食を食べて、晩御飯は抜きました。
結果、横浜マラソン2025の最中、一度もトイレに行きませんでした。



トイレに行っていたら、関門に引っかかっていたかも。
スタート前の様子
ここからは当日の様子をお伝えします。


最寄りの駅を5:30くらいに出発し、桜木町(京浜東北線)には6:40くらいにつきました。



以前は「東横線→みなとみらい線(直通運転)」で最寄りの「みなとみらい駅」に行っていたのですが、激混みだったので、ルートを変えました。


フルマラソンの出走者は2万人だそうです。
人の多さにクラクラします。


荷物預け(+ 男性用の着替え場所)の様子です。
7:13の時点で男性用の着替え場所は足の踏み場もない状態でした。
外で着替えている人も多かったです。



女性用の更衣室は2階です。ネット情報によると「快適に着替えができた」そうです。


荷物を預け、すぐに整列場所に移動しました。


てくてく歩き、途中、トイレに寄ったり、水分補給をして、整列場所を目指します。



トイレ(大)をしたくなった場合、整列場所に近いトイレがお勧めです。
奥まったところにあるトイレほど空いていました。


気がつけばスタート整列終了(8:10)間近。
整列場所(今回はDブロック)に急ぎます。



荷物預けの場所から整列場所まで、最低20分(2km)はかかるよ!



横浜マラソンは整列終了が8:10。競技スタートが8:30とスピーディーな大会です。


当日は雨が降っていたので、皆さん雨具を着用していました。
レース中は強い雨が降ったり、冷たい風が吹きすさぶ時間帯もあったので、雨具を着ていなかった人はかなり寒かったと思います。



寒さ対策でお腹・背中・肩にカイロを2枚ずつ貼りました。
スタートから10km


レース開始直前の様子です。
さすが2万人が走る大型のマラソン大会。
人が並ぶ様子が何かの模様のように見えます。


市長・知事・ゲストの方々に見送られながらスタートです。
今回のロスタイムはなんと8分。スピーディーにスタートできました。



昨年の横浜マラソン2024(25度+直射日光)は走る前から熱中症になっていました。
今年は寒かった(体感で12度くらい)ので、マラソン的にはベストコンディションでした。


スタート地点である横浜ランドマークタワーからぐるりと周り、先ほど荷物預けをしたパシフィコ横浜の方へ行きます。




15分(2.5km)ほど走り、パシフィコ横浜の前を通ります。



高低表ではわかりづらいのですが、最初3kmくらいは軽いのぼりが続きます。
気温が高い時はかなり体力が削られます。



後ろのブロックの人は速度が遅めなので、小さな走りになりがちだよ。
登りでふくらはぎを使いすぎないように気をつけて!


パシフィコ横浜前の応援に励まされ、5km地点にある第1給水所へ向かいます。


赤レンガ倉庫前で7kmの方々とはお別れです。


元気な応援に目が覚めます。



基本、給水と応援はセットだよ。
大きな応援の声が聞こえたら、給水所の合図!


5km以降は同じような風景が続きます。





応援ありがとうございます!


ひたすら進んでいきます。


この、新たなコースは要注意です!


上のイラストだと100mくらいですぐに折り返し地点が来ると思うでしょ?
実際には500m以上走ってから折り返します。
初見だと心が少し折れます(汗)



旧コースの(高速を降りた後の)シンボルタワーの折り返し地点(34.3km地点)くらい心が折れるね(分かる人には分かる例え)
10kmから20km
ここからは高速の下を走っていきます。


第4関門(11.6km地点)を通過。
関門30分前でした。
まだマラソンを楽しめます!



トイレは20km以降の方が空いていたよ!


第5給水所(13.8km地点)です。
応援に励まされ、ゴールを目指します。


14km地点通過。
この辺で胃に違和感を感じ始めました(汗)
ハンガーノック対策にモルテンを飲んだ(朝6時くらい)のですが、胃がパンパンになり、苦しくなってきました。
どうしよう(涙)


第5関門(15.6km)通過。
胃の違和感がますます増してきました。


17km地点までくると、肺が押される感じがして、苦しくなり、歩き始めてしまいました。


第6関門(18.2km)を越え、横浜南部市場の方へ向かいます。


第7給水所(19.2km)の応援に励まされ、高速入口(22km)へひた走ります。


胃の膨満感を抱えたまま20kmを通過しました。
20kmから30km


第7関門(20.9km)を越え、いよいよ例のアレがやってきます。


高速道路の入り口です!


高低差が20m近くあるので、躊躇せずに歩きました(笑)
ここで事件が発生!
僕の目の前を歩いていた人が急にフラフラし出して、側壁にぶつかり倒れてしまいました。
顔を見たら真っ青。
その人はレインコートを着ていなかったので、雨に降られ、低体温になっていたのかもしれません。
公式発表によると、緊急搬送が17件 あったそうです。
雨の日のレースはしっかり対策を立てる必要がありそうです。


高速道路区間に入ります。
ここから先は変化のない映像になります。


高速に入ったら100mくらい走ってすぐに折り返します。
その後、鳥浜町料金所の手前まで(直線で1.5kmくらい?)直進します。


初見の人は間違いなく心が折れる場所です。
でも1.5kmくらい(しかも下り)しかないので、走り切ってしまいましょう!


第10給水所(24.8km地点)を通り過ぎ


24km地点を通り過ぎ


ようやく折り返しです。
折り返しまで1.5kmくらいなので、走ってしまえばあっという間です。無心で走りましょう!



問題なのはその先10km以上続く残りの高速道路の方・・・


26km地点を越え


同じ風景の中を走り続け


第9関門(27.3km地点)を通過しました。
残り15km。
完走が見えてきました。


第9関門を越えると28km地点です。
「あと14kmで横浜マラソンが終わってしまう」と考えると少し寂しくなります。


変わり映えのしない景色の中、高速を進みます。
ちなみに高速道路区間は 約35.5km地点 まで続きます(汗)


29km地点を越え


首都高の方々に励まされながら


横浜F・マリノスオフィシャルチアリーダーズ Tricolore Mermaids、トリコロールマーメイズチアリーディングスクールLittle Mermaidsの方々の応援を受け


第13給水所(29.8km地点)を通り過ぎ


30キロ地点まで来ました!
30kmからゴールまで


高速道路のつなぎめを塞ぐ白いテープ、かなり滑ります。
横浜マラソン2025当日は雨が降っていたので余計にツルツル滑りました。
最初のうちは飛び跳ねて越えていたのですが、ふくらはぎ上部に違和感を感じ始めたので、途中から歩いて通過するようにしました。



派手に滑っている人いたよ!


31km地点を越え


第10関門(31.9km地点)を越えたあたりから足の裏に痛みが走ってきました。
高速道路区間は路面が硬いだけでなく、どちらかに傾いているので、片方の足に負担がかかります。
ロキソニンを飲み、最終盤に備えました。



実は、ウエアとの相性が良くなくて、股ずれの痛みとも戦っていました(涙)


33kmを越えたあたりで面白い出会いがありました。
どこからか「もうイヤ!早く帰りたい!つらい!」という女性の嘆き(かなり大きな声)が聞こえてきました。
声の方向を見たら、今にも倒れそうな姿勢で、女の人がよろよろ走っていました。
通常、マラソン大会では他の人に声をかけることなどないのですが、明らかに異常事態だったので「大丈夫ですか?」と声をました。
その女性は「もうこの時間にはゴールしているはず(=サブ4くらい)だったの。もう帰りたい。つらい」と泣きそうな声で訴えかけてきました。
しばらく話を聞いて励ましていたら元気が出たようで「うん、もう少し頑張る」と走っていきました。


34km地点を通過したら、面白いものを発見しました。


水かぶりです。
この日は体感12~3度で、身震いするほど寒い風が吹いていたにもかかわらず水かぶりです。
さらに驚いたのは、全身に水をかけてもらっている猛者がいたこと。
僕は、そこまでの勇気がなかったので、手だけ水をかけてもらいました。


35km地点通過!
高速道路区間はそろそろ終わりです。


折り返して坂を下れば一般道に出ます。


36km地点を通過。
あ〜、あと8kmでマラソンが終わってしまう。


坂を下り切ったところにあるのが


第11関門(錦町交差点付近・36.5km地点)です。
昨年の横浜マラソン2024では「関門40秒前」に通過した苦い思い出のある関門です(汗)
今年は関門45分前に通過しているので、なんとかゴールはできそうです。


倉庫街みたいなところを走り抜け


第16給水所(本牧橋交差点・37.2km地点)を通過。


あと5kmで終わってしまう〜!


38km地点通過。


最後の上り坂です。
これを越えると多くの人が待つマリンタワー前の通りに出ます。


この辺りまで来ると人々の声援が聞こえてきます。




第17給水所(マリンタワー前交差点付近・39.0km地点)を通過し


残すは3.195km!


第12関門(マリンタワー前交差点付近・39.1km地点)を通過し


山下公園の横を走ります。
例年は銀杏の匂いが鼻につくのですが、今年は雨が降ったからか、ほとんど匂いがしませんでした。






40km地点通過!






あと2km!



ここでラストスパートをするのはまだ早いよ!
最後の「女神橋」まで力を貯めよう!




赤レンガ倉庫まで戻ってきました!


第18給水所(40.9km地点・最後の給水所)につきました。
息を整え、ゴールに向かいます!


もう一踏ん張りです。


41km通過。


2019年に開業したハンマーヘッドの周りを走ります。



昨年、この辺りを走っていた時、横を走っていた人が、溝にハマって盛大に転びました。
この辺の建物は隙間が結構ある(地震対策?)ので、最後までお気をつけください。


ここを左に曲がると「女神橋」が見えてきます。




「女神橋」を渡ればゴールはすぐそこ!


「女神橋」を渡り終えました!


あと、195m!!




横浜マラソン2025、無事にゴールできました。
ゴール後の様子


メダル・タオル・アクエリアスを受け取ります。


今年は計測タグをとってくれる人がいました。
42km走った後だと屈むのも大変なので大変助かります。




荷物置き場へ帰ります。


入場する時と同様に、ゼッケンの末尾の番号で入り口が分けられています。


3分の2くらいの人は帰った後のようです。


少し休んで、プロテインを飲んだ後、帰宅しました。


ここで記念写真を撮っている人がたくさんいました。


でっかい知恵の輪みたいなオブジェの下を通り帰路につきました。


横浜マラソン2025結果
5kmごとに振り返ります。





実はこの時点でオーバーペースでした(汗)



25kmまで 7:00/km で走るはずだったんだよね。









18kmくらいから胃の違和感がひどくなってきました。



モルテンを飲むタイミングをもう少し研究しておいたらよかったね!





高速道路区間はまあ、こんなものです。





目指すは(遅くても)イーブンペース!!





7割くらい走ると 9:00/km です。
全部歩くと 11:00/km になります。





意外と足がもち、イーブンペースが維持できています。



歩かないことが大事!





今回はまるまる1km歩くことはありませんでした。
マラソン大会後
マラソン大会後の様子をまとめました。
今回は割と走り込みが出来ていたのでダメージは少なめでした。
1日後:2025年10月27日(月)
モモ前の筋肉痛に苦しむ。
階段を降りる時に仰け反るような痛みを感じる。
階段を登る時はそれほど痛くない。
昨日、同時に攣りそうになったふくらはぎは痛くない。
背筋・肩周り・腰も痛くない。



階段を降りる時に、「うっ!うおっ!」とうめき声をあげてしまい、横のおばさまに2度見されました(汗)
2日後:2025年10月28日(火)
階段を降りる時にもも全体がきしむような違和感を感じる。
昨日ほど痛くはない。
普通に歩くことはできる。
小走りをすると、階段を降りる時のようにもも全体がきしむ。
階段を上がる時、違和感は感じなかった。
3日後:2025年10月29日(水)
階段を降りても痛みは(ほぼ)感じない。
モモの外側がきしむ感じがするだけ。
歩く時の違和感はない。
階段を登る時はほぼ通常通り。
4日後:2025年10月30日(木)
通常通り。



股ずれが完治するには1週間かかりました。
最高齢ランナー
横浜マラソンの開催結果(PDF)を見ていたら、興味深い記述がありました。


女性の最高齢ランナーは4時間30分で完走したらしいです。
精進せねばなりません。
横浜マラソン2026に向けて
横浜マラソン2026は2026年10月25日(日)に開催予定だそうです。
来年に向けて目標を立てたいと思います。
① 怪我をしない程度に練習をする
横浜マラソン2025は練習を頑張りすぎて、右の股関節を痛めてしまいました。
その結果、5週間ほど走り込みが出来ませんでした。
来年はGarmin先生の指示に従い、怪我をしない程度に追い込みます。
② 補給食は十分に試してから本番に臨む
モルテンってあんなに胃に負担かかるんですね。
30km走の時に1回試した程度で本番に臨んだのが失敗でした。
来年は、どれくらいの量をどのタイミングで飲むのかまで研究したいと思います。
③ ウエアは十分に試してから本番に臨む
本番のウエアは普段から試すべきでした。
20km走と30km走の時に数回着た程度で本番に臨んだため、壮絶な股擦れになってしまいました。
皮膚の表面が剥がれ、下の肉の部分が剥き出しになっていました。
1週間くらい大型の防水パッドのおせわになりました。





横浜マラソン、楽しい思い出をありがとう!



来年の目標は 5時間15分!!
来年もきちんと準備してフルマラソン走り(歩き)きります!


酷道さん風


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