今回は、コロナに感染した時の話をします。
病気の話なので、多少汚い表現が含まれます。
お食事中の方や、その手の話が苦手な方は、この記事をそっと閉じてください。
お手数をおかけして申し訳ございません。
どこでコロナにかかったか?
ジョギングコースを走っている時、前から犬の散歩している家族連れが近づいて来ました。
すれ違う、まさにその時に、(その家族連れの中の)男の子に咳き込まれました。
ダイレクトに顔に咳き込まれました。
すれ違った後も激しく咳をしているのは聞こえたので、嫌な予感はしていました。
発症2日前の出来事でした。
ウイルスは目に見えないので、あくまで推測です。
症状の推移
では、どのように症状が推移したか、時系列でまとめました。
1日目(2024年9月16日 月曜日):激しい倦怠感に襲われる
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | あり |
熱 | 38度代 |
咳 | なし |
声 | 普通 |
鼻水 | なし |
痰 | なし |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
起きたら、ものすごい倦怠感でした。
体温を測ったら38.4度。
物が飲み込めないくらい喉が腫れていました。
ロキソニンを飲んだら、症状がおさまり(37.5度くらい)、普通に飲み食いができるようになりました。
この時点では前日、ジョギングで無理をしたから熱が出たのだと思っていました。
熱っぽいけど、節々が痛くなかったので、この時点ではコロナやインフルエンザに罹っているとは考えていませんでした。
腰がかなり痛かったのは覚えています。
「熱っぽいけど、節々が痛くない」と「腰が痛い」が、とある病気の症状なのですが、この時点では気づいていません。初めてかかる病気なので、知識がないのです。
とりあえず、会社には行きましたが、嫌な予感がしたので午前中で帰らせてもらいました。
2日目(2024年9月17日 火曜日):倦怠感が続く
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | あり |
熱 | 38度代 |
咳 | なし |
声 | 普通 |
鼻水 | あり |
痰 | あり |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
朝起きたら、(昨日以上の)すごい倦怠感に襲われました。
だるさと喉の痛みに耐えられず、ロキソニンと胃薬(セルベール整胃錠)を飲みました。
40分程度で体温が37度台になり、症状が落ち着きました。
鼻水がよく出る1日でした。この時点ではまだ咳は出ていませんでした。
この日も会社は休むことにしました。
発熱外来は当日の枠がいっぱいで診察してもらうことができませんでした。
翌日のお昼の枠がなんとか取れました。
3日目(2024年9月18日 水曜日):症状が確定
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | あり |
熱 | 38度代 |
咳 | なし |
声 | かすれ声 |
鼻水 | あり |
痰 | あり |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
この日もだるさと喉の痛みに耐えられず、ロキソニンと胃薬(セルベール整胃錠)を飲みました。
お昼頃に予約していた発熱外来へ。
鼻の奥を1分くらい綿棒でグリグリして(独特な痛みでのけぞった)コロナに罹っているかどうか調べました。
血液検査をして、炎症度合いも調べました。
結果、コロナ(+ 細菌性の何かにかかっている可能性大)であることが判明。
白血球の値が1万を超えていて、CRP(身体の中に炎症や感染、組織の損傷があった時に血液中に増える蛋白)が4.6だったので、なんらかの細菌性の病気にかかっている(症状からして溶連菌の可能性大)と言われました。
溶連菌の症状について調べてみました。
風邪の症状のように咳や鼻水が出ないのがこの病気の特徴です。
唾を飲み込むとのどが痛い。
腰、肘、膝、足など比較的大きい関節の痛み ※腫れて熱を持つこともあります
東京メディカルクリニック 「溶連菌感染症について」
腰が痛かったのは溶連菌が原因かもしれません。確定診断をしていないので、あくまで推定です。
マイコプラズマ肺炎についても調べてみました。
血液検査では白血球数は正常か、わずかの増加にとどまり、他の細菌性肺炎ではかならず上昇するCRP値も微増程度が普通です。
呼吸ケアクリニック東京
マイコプラズマ肺炎の場合は咳が激しく出るので、症状からして違うと言われました。
炎症の度合いが高いということで、ゾコーバ(薬価15,000円)を勧められ、素直に従うことに。
月曜日にコロナ発症と仮定して週末まで休むことにしました。
4日目(2024年9月19日 木曜日):喉の痛みとの戦い
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | なし |
熱 | 平熱 |
咳 | 痰を吐く時 |
声 | かすれ声 |
鼻水 | あり |
痰 | あり(緑色) |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
喉の痛みがひどく、ものが飲み込めませんでした。
飲み込めないだけでなく、痰を吐き出すときにも激痛が走りました。
何回も痰を吐くために咳をするので、最終的には喉が切れて血痰になりました。
これが、世間で言う、コロナ罹患時の喉の痛みなんだと実感しました。
痰は緑色の物が多数を占めました。
初めての経験で大いに驚きました。
細菌感染をしている場合、痰は黄色~緑に近い色になります。
【医師監修】痰の色で病気がわかる?のどにからむ不快感を軽減する対処法を紹介
風邪をひいてから1週間ほど経つと、治りかけの段階に入り、以下の症状がみられるようになります。 鼻水や痰は、ウイルスと戦って死滅した白血球が含まれているため黄色や緑色になります。 さらに、ドロッとしているのが特徴です。
【医師監修】風邪が治るまでの過程とは?症状に合わせた対策・食事・お風呂の注意点をそれぞれ解説
この日が苦しさのピークでした。
5日目(2024年9月20日 金曜日):喉の痛みが急激に減る
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | なし |
熱 | 平熱 |
咳 | 痰を吐く時 |
声 | かすれ声 |
鼻水 | あり |
痰 | あり(無色) |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
喉の痛みを時系列でまとめてみました。
【午前の様子】
- 喉の痛みは前日の 2/3 程度。
- 水を飲んだ時の痛みは無くなった。
- 血痰は続く。
- 痰の色は透明になった。
【午後の様子】
- 喉の痛みは前日の 1/2 程度。
- 若干の違和感があるが普通に飲み物が飲めるようになる。
【夜の様子】
- 喉の痛みは前日の1割程度でほぼ気にならない。
- 体感としては、諸症状が出始める2日目に戻った感じ。
22:00くらいから激しい咳が始まりました。
痰を吐き出すための咳なので、痰を出すまで続きます。
15分に一度くらいの間隔で痰を吐く為に咳をしました。
寝ていても痰を吐くために目がさめたので全然眠れませんでした。
この咳に長期間悩まされることになるのですが、この時点ではつゆ知らず。
6日目(2024年9月21日 土曜日):完全復活まであと一歩
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | なし |
熱 | 平熱 |
咳 | 痰を吐く時 |
声 | かすれ声 |
鼻水 | ほぼなし |
痰 | あり(無色) |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
若干、違和感は感じるものの、ほぼ完治しました。
物を飲み込むときの違和感はほぼなくなりました。
咳の間隔は30分程度になりました。
痰を吐くための咳が発作的に出る1日でした。来週仕事に行けるか不安でした。
お昼くらいから食事は通常のものに戻しました。
7日目(2024年9月22日 日曜日):(咳が出ること以外)ほぼ完全復活
症状 | 症状の有無 |
---|---|
倦怠感 | なし |
熱 | 平熱 |
咳 | 痰を吐く時 |
声 | かすれ声 |
鼻水 | ほぼなし |
痰 | あり(無色) |
嗅覚異常 | なし |
味覚異常 | なし |
今日でゾコーバと抗生物質(各5日分)は飲み切りました。
あとはカロナール錠300mg・トランサミン錠500mg・ポララミン錠2mgを飲み切るだけになりました。
これらの薬を飲み切ったあたりで、咳が止まることを願いたいです。
味覚障害、嗅覚障害はまだ出ていません。
7日目で喉の痛みはゼロになり、普通に飲み食いができる状態に。
ここ数日あまりご飯を食べていなかったせいか、あまり量を食べることができませんでした。
コロナ罹患時だけで体重が4kgくらい減りました。横浜マラソンに向け良いダイエットになりました(汗)
少しでも喉に痰が残っていると咳が出ました。
痰を吐くために強く咳き込むと刺激が喉に残り、それが元で小さな咳が頻発するという事態に。
何度も咳が続くと、喉に何の刺激が無くても喘息の発作のように5分くらい咳が止まらなくなることも。
その後の咳の状況
その後の咳の様子を時系列でまとめました。
日付 | 症状 |
---|---|
8日目(月) | 発作的に咳が出る 30分毎に1~2回痰を吐く為の咳が出る |
9日目(火) | 発作的に咳が出る 30分毎に1~2回痰を吐く為の咳が出る |
10日目(水) | 咳は30分~45分に1回程度 大きな声で話すと咳が出る |
11日目(木) | 咳は30分~45分に1回程度 |
12日目(金) | 咳は1時間に1回程度 痰を吐かないといつまでも咳が出る |
13日目(土) | 1時間に1回程度咳が出る |
… | … |
19日目(金) | 1時間に1回程度咳が出る |
20日目(土) | 咳が出なくなる |
8日目・9日目は出勤・移動が大変でした。
咳は痰を出し切るまでいつまでも続く(飲み物を飲んでも効果がない)ので、一旦電車を降りて痰を吐き、車両を変えて乗り換えるなどの工夫が必要でした(汗)
最終的に、咳が出なくなるのに20日間を要しました。
後遺症について
この記事を書いているのが 2024年11月4日(月曜日・文化の日の振替休日)です。
コロナに罹患して49日間経過しましたが、味覚障害・嗅覚障害などは出ていません。
ごく稀に、痰を吐くための咳が出ることがあります(急にダッシュした時や、激しく笑ったり、大きな声で話したりする時)
97%くらい回復しました。
まとめ
今回は2024年9月中旬にコロナ(+溶連菌・推測)にかかった時の様子を記事にしました。
噂には聞いていましたが、症状の強さにドン引きです。
4日目なんて完全に寝たきりでしたからね。
医療費は2万円以上かかるし、1週間会社に行けないし(かなり量のある仕事を同僚に代わってもらうことに)、咳は20日続くし、もうかかりたくないです。
しかも、今回はフルマラソンに出るために体力を増強(=ほぼ完全体の状態)していてこの症状の強さ。
ちょっとでも体力がない時にコロナにかかったらと思うとゾッとします。
もう罹りませんように。
コロナにはかからない方がいいよ〜。噂より症状が強いよ〜!
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